
Vlogカメラ選びで迷っていませんか?
初めてVlogカメラを購入した私が、Canon PowerShot V10を6ヶ月間実際に使ってみた結果、想像以上に使いやすく、非常に満足度の高いカメラだということがわかりました。
この記事では、実際の使用体験に基づいた正直なレビューとして、PowerShot V10の魅力と注意点を詳しく解説します。特に「スマホ撮影との違い」「他社製品と比較して選んだ理由」を重点的にお伝えするので、Vlogカメラ選びで失敗したくない方はぜひ参考にしてください。
- Vlogを始めたいが機材選びで迷っている
- スマホ以上の画質・音質で動画を撮りたい
- 目立たずに自然な撮影をしたい
- 競合製品との違いを知りたい

あといかにも撮影してますという雰囲気が苦手な方にも最適なカメラです
ではまず商品の説明からスタートしたいと思います。

Canon PowerShot V10とは?基本スペックを30秒で理解

キヤノンのVlogカメラである「PowerShot V10」は、は、キヤノンが初めて開発したVlog専用カメラです。最大の特徴はスマートフォンのような縦型デザインで、約211gという軽量性を実現しています。

買って良かったカメラになりました
【実使用レビュー】6ヶ月使ってわかった正直な評価

2024年1月に購入してから6ヶ月間、青森・沖縄・北海道の3回の旅行を含む様々なシーンで使用しました。実際の使用感を正直にお伝えします。
といわけで、メリット・デメリットをわけるとこんな感じになりました。
順番にサクッと説明します。
PowerShot V10の5つのメリット
スマホ感覚で自然に撮影できる

Powershot V10の最大の魅力は、スマートフォンと同じような感覚で撮影できることです。縦型のデザインにより、スマホに慣れた現代人には非常に使いやすい設計となっています。
「いかにも撮影中」感がない自然さ

スマホ感覚で撮影ができるから、周囲からも自然な目で見られます。
大型のジンバルやアクションカメラと違い、PowerShot V10は周囲から見ても自然です。観光地で「いかにも撮影してます」という雰囲気を避けたい方には最適です。

購入の最終的な決め手はここでした
直感的なタッチパネル操作

Powershot V10は、タッチパネルがあるので、操作が簡単です。
スマートフォンの操作に慣れていれば、説明書なしでも使いこなせる直感的なインターフェース。

撮影開始も電源ONから赤いボタンを押すだけという簡単さです。
三脚不要の内蔵スタンド機能

他のカメラにはない独自機能として、底面が変形してスタンドになる設計。平らな場所があれば、三脚なしでも安定した撮影が可能です。

わざわざ三脚を購入する必要も、三脚を持参する必要はないので便利です。
スマートフォンの容量圧迫なし

撮影データはSDカードに保存されるため、スマートフォンの容量を気にする必要がありません。必要なデータのみを選択してスマホに転送できます。

SDカードなら満杯になっても、変更すればいいだけ。楽です。
PowerShot V10の3つのデメリット
スマートフォンへの転送に手間
転送作業自体は簡単ですが、カメラからスマートフォンへのデータ移行が必要なため、ワンステップ余計な作業が発生します。
2. 撮影直後の即座な共有は困難
SNSへの投稿や友人との共有には、一度スマートフォンへの転送が必要なため、撮影直後の盛り上がった瞬間での共有はできません。
3. 2台持ちによる携帯性の問題
スマートフォンとカメラの2台持ちとなるため、特に薄着の季節や荷物を最小限にしたい場面では収納場所に困ることがあります。
というように、実際に使ってわかったメリット5個、デメリット3個を紹介してきました。
購入前の方は、特にデメリットを読んで許容できるようなら、購入するようにしてください。

PowerShot V10の技術的特徴を詳しく解説
- 1.0型CMOSセンサーとDIGIC X映像エンジン
- 大口径マイクと音声ノイズ低減機能
- タッチパネル可動式モニターと自動水平補正機能
- スマホとの連携とライブ配信機能
- 内蔵スタンドとトライポッドグリップ
代表的な特徴を5個にまとめました。
1.0型CMOSセンサー+DIGIC X映像エンジン

Powershot V10は、スマートフォンを大幅に上回るセンサーサイズにより、暗所でもノイズの少ない高画質な4K撮影を実現しています。
高音質録音システム

Powershot V10は、動画撮影時には、広角19mmのレンズに合わせて高音質なステレオ録音ができます。

大口径マイクと3マイク構成により、風切り音や周囲の雑音を効果的に低減。被写体の声をクリアに録音できます。
タッチパネル可動式モニターと自動水平補正機能

2.0型タッチパネルモニターは上方向に180°チルト可能で、自撮りに最適。また、±30°の範囲で自動水平補正機能も搭載。

スマホとの連携とライブ配信機能
Powershot V10は、専用アプリ「Camera Connect」を使って、スマホとWi-FiやBluetoothで簡単に接続できます。

スマホをリモコンとして使ったり、撮影した動画や静止画をスマホに転送したりできます。
また、YouTubeLIVEやFacebookLIVEなどのライブ配信サービスにも対応しており、スマホと連携することで、リアルタイムに動画を配信できます。
一般的なカメラ同様に、底面に凸凹があるので、拡張が可能です。
Vlogとして使える機能
Vlogカメラとして使うには、以下のような機能があります。
- 動画撮影モード
- 自動露出と自動フォーカス
- 顔検出と追従機能
- 手ぶれ補正機能
- タイムラプス動画機能
Powershot V10ではこのような機能が実装されています。
一個ずつ紹介していきますね。
動画撮影モード
カメラの上部にあるモードダイヤルを「動画」に合わせると、動画撮影モードに切り替わります 。
このモードでは、4K/30PやフルHD/60Pなどの動画解像度や、HDRやスローモーションなどの撮影効果を選択できます。
自動露出と自動フォーカス
動画撮影モードでは、カメラが自動的に被写体の明るさや距離に合わせて、露出やフォーカスを調整してくれます 。
タッチパネルモニターを使って、被写体の顔や目をタッチすると、その部分にピントを合わせてくれます。
顔検出と追従機能
動画撮影モードでは、カメラが自動的に被写体の顔を検出して、顔の位置や大きさに合わせて、露出やフォーカスを最適化してくれます 。
また、被写体が動いても、カメラが追従して、常に顔を捉え続けてくれます。
手ぶれ補正機能
動画撮影モードでは、カメラが自動的に手ぶれを検知して、手ぶれを補正してくれます 。
この機能は、手持ち撮影や移動中の撮影に便利です。
公式ホームページに手ぶれ補正に関する3つの動画があります。観てもらうとわかりますが、充分です!

本格を追求する人以外には、問題ない手ブレ補正機能です
タイムラプス動画機能
動画撮影モードでは、カメラが一定間隔で静止画を撮影して、それらを連結して動画にすることができます 。
この機能は、日の出や日の入り、花の開花などの時間の経過を表現するのに適しています。
これら5個の機能を使いこなすだけでも、動画の質は大きく向上します。
使い方は簡単。選択すればいいだけなので、誰でも使いこなせるのが優しいです。
Powershot V10商品詳細

powershot V10の商品詳細をテーブルでまとめてみました。
項目 | 内容 |
---|---|
撮像素子 | 1.0型CMOSセンサー、動画撮影時有効画素数約1310万画素 |
レンズ | 広角19mm相当、F2.8、7群8枚(非球面レンズ3枚、UDレンズ1枚) |
液晶モニター | 2.0型タッチパネル可動式モニター、約46万ドット |
動画解像度 | 4K/30P、フルHD/60Pなど |
音声録音 | 大口径マイク、音声ノイズ低減機能 |
スマホとの連携 | Wi-Fi、Bluetooth、ライブ配信機能 |
価格 | 約52,500円(※2024年11月時点) |
Powershot V10の競合商品
ここからは、powershot V10の競合商品として、よく比較されるのが3つのカメラです。(当記事執筆時)
- ソニーのZV-1 II
- DJIのPocket 2
- GoProのHERO9 Black

これらのカメラのスペックと価格をテーブルで比較してみました
項目 | PowerShot V10 | ZV-1 II | Pocket 2 | HERO9 |
---|---|---|---|---|
価格 | 約5万円 | 約13万円 | 約4万円 | 約5万円 |
センサー | 1.0型CMOS | 1.0型積層型CMOS | 1/1.7型CMOS | 1/2.3型CMO |
レンズ | 19mm F2.0 | 18-50mm F1.8-4.0 | 20mm F1.8 | 超広角 |
動画解像度 | 4K/30P | 4K/30P | 4K/60P | 5K/30P |
音声録音 | 大口径マイク | 3カプセルマイク | 4マイク | 3マイク |
液晶モニター | 2.0型可動式 | 3.0型可動式 | 1.08型固定式 | 2.27型可動式 |
ライブ配信 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
耐久性 | なし | なし | なし | 防水・耐衝撃 |
このテーブルは、powershot V10の競合商品の特徴を分かりやすく比較しています。
powershot V10を一言でまとめてみた

powershot V10は、Vlogカメラとして開発されたコンパクトデジタルカメラで、高画質な4K動画や高音質なステレオ録音ができます。
また、タッチパネル可動式モニターや自動水平補正機能など、自分撮りや低アングル撮影に便利な機能が充実しています。
スマホとの連携やライブ配信機能も備えており、リアルタイムに動画を配信できます。

ZV-1 IIを一言でまとめてみた

ZV-1 IIは、ソニーのVlogカメラで、1.0型積層型CMOSセンサーとズームレンズを搭載しています。
動画撮影モードや美肌効果などの機能が充実していますが、価格は約12万円と高めです。

Pocket 2を一言でまとめてみた

Pocket 2は、DJIのジンバル付きカメラで、1/1.7型CMOSセンサーと広角レンズを搭載しています。
手ぶれ補正や追従機能が優れており、小型で持ち運びやすいですが、液晶モニターが小さく、操作性に難があります。
※2024年にPocket3が発売されています。
ただし、価格的に比較対象ではないので当ブログではPocket2を比較対象としています。

GoPro HERO9を一言でまとめてみた

HERO9 Blackは、GoProのアクションカメラで、1/2.3型CMOSセンサーと超広角レンズを搭載しています。
防水や耐衝撃などの耐久性が高く、5K/30Pの動画撮影に対応していますが、音声録音や顔検出などの性能は劣ります。

以上が、powershot V10の競合商品の紹介です。ご参考になれば幸いです。

すべてのカメラのスペックは充分。使い方で選んでくださいね。
私が購入前に参考にした動画
私は結果的にPowershot V10を選択しましたが、購入前はいろんな動画を見ました。
まずはapple系ガジェットにも強い大西さんの動画。
このカメラのアンバサダーもろんのんさんです。
ガジェット購入する際よく見る堀口さんのレビュー。
動画クリエイター大川さんの動画。
この方は、素敵な動画をUPしてくれるので、更新されるたびにチェックしています。
大川さん2本目。この動画を見て、動画の美しさに感動し購入を決意しました。
他にも公式ホームページに、すごくたくさんの動画がUPされています。
ここまで充実しているサイトは珍しいと思うくらい、充実しています。

チェックする事をおすすめします。
Powershot V10の評判
X(ポスト)でPowershot V10の評判を検索してみました。
ポジティブ | デメリット |
---|---|
「軽くて持ち運びやすい」 「スマホ感覚で使える直感性」 「画質・音質の満足度が高い」 | 「ズーム機能が欲しかった」 「バッテリー持続時間がもう少し長いと良い」 |

皆さん使いこなしていて羨ましいです

※液晶を保護したい人は、こちらを貼りましょう!
購入前に知っておきたいFAQ

PowerShot V10の購入を検討中のみなさんに、購入前に知っておきたい疑問をまとめました。
購入前に気になりそうな点をまとめました。
ぜひ購入の際には参考にしてください。

※当たり前ですが、SDカードがないと記録できないので、SDカードは購入しましょう。動画なので、多少高くてもスペックが高いカードがオススメです。
【結論】PowerShot V10はこんな人におすすめ

PowerShot V10は、小型軽量で高画質な動画撮影が可能な、vlog初心者にもおすすめのデジタルカメラです。
強くおすすめする人 | 他の選択肢を検討した方が良い人 |
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Vlogを始めたい初心者 自然で目立たない撮影がしたい人 スマートフォン感覚で高画質撮影したい人 コストパフォーマンスを重視する人 | ズーム撮影を多用したい人 撮影直後の即座な共有を重視する人 極限まで荷物を減らしたい人 |
PowerShot V10は約5万円という価格帯で最もバランスの取れたVlogカメラです。特に初心者の方には、使いやすさと画質のバランスで他製品を圧倒する魅力があります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になった方は、ぜひSNSでシェアしてください!ではまた、ライスパでした。
