
この記事では、「薄くて軽い革の手帳」の定番である「プロッター」の手帳を紹介します。
なぜなら個人的に非常に満足度が高いからです!!
- 薄い手帳を探している
- 経年変化を楽しめる革の手帳を探している
- 長く使える手帳を使いたい
- 重たい手帳にうんざりしている人
プロッターの手帳は「薄く、軽く、経年変化が楽しめる革の手帳」となります。
今使っている手帳に、不満や悩みがある人は、選択肢の一つとして「薄い手帳」を知って下さい。
早速、商品の特徴から説明していきます。

プロッターの手帳4年8ヶ月目の経験から、この記事を書いています!
プロッターとは

プロッターの手帳(正確には、レザーバインダー)は、株式会社デザインフィルが販売する手帳です。
プロッターに込められた意味は、「創造力で未来を切り拓く人」となります。

調べるまで意味を知らなかったわ
プロッターは、手帳だけでなく、ボールペンやキーケースのような革製品も展開する人気ブランドとなります。
プエブロという革の特徴
今回紹介するプロッターの手帳は、素材がプエブロというイタリアのレザーを使用しています。
商品の詳細を説明する前に、プエブロの皮の特徴を知っていると、より理解が深まるので、先に説明しますね。
プエブロの革の特徴は、この2点です。
- もともとある色ムラやキズが美しい
- ダイナミックなエイジングを楽しむ本場イタリアンレザー
購入当初の革の表面は「ザラザラ」しています。
しかし、使っていくうちに「ツルツル」になります。また、エイジングが進み、もともとある色が深くなってきます。

別の手帳ですが、素材はどちらもプエブロ。左が購入直後。右が3年目。
素材が革だから、耐久性があり長期間の使用も問題ありません。

私は5年目ですが、どこも壊れず使用できています。使っていくうちに、素材が変化していくので、愛着が湧いてきますよ
プロッターを使用した感想・レビュー
結論から書くと、薄い手帳を探している人には最適な手帳になると思います。
理由3つあり、「薄い」「軽い」「長い年月使用できる」となります。

詳細は、次のメリットの項目でまとめていますが、一般的なシステム手帳の半分以下の薄さと軽さを実現しています。
重たい荷物を避けたい人や、気軽に持ち運び使いたいニーズの方に最適な選択肢になります。

重くてシステム手帳を断念した人は、このプロッターを検討してみて!
プロッターの商品情報

プロッターの商品詳細
会社 | 株式会社デザインフィル |
素材 | ステア(牛革) |
バインダー | 6穴リング 11mm(ゴールド) |
バックプレート | マットゴールド |
本体サイズ | H180×W115×D15mm |
収納枚数 | 約80枚(リング径11mm) |
色 | 4色(ブラック、ネイビー、ブラウン、ベージュ) |
価格 | 18,700円(税込み) |

バインダーは購入後1年間は保証があるから、壊れても安心。
革だから長く使えて、使うほど馴染んでいくから愛着も湧きますよ!

販売会社の株式会社デザインフィルについて

株式会社デザインフィルは、デザインを通じて生活を楽しくするインスピレーションを提供し、人々のコミュニケーションを豊かにするデザインカンパニーです。
2006年に設立され、Plotterという製品を開発しています。
TRAVELER’S notebookは、旅行者向けの手帳であり、世界中で愛されています。


自社開発製品をベースにしたプレミアム、ノベルティーギフトやOEM等の企画/デザイン/製造が挙げられます。
また、企画、デザイン、製造から出荷まで、全工程を一気通貫で行うことが強みです。

公式ホームページに”ものづくり”に対するストーリーもあるから、読むと愛着が増しますよ。
プロッターが選ばれる3つの特徴
プロッターの製品と販売している会社について、紹介しました。
もう少し製品を深掘ってみましょう。まずは、特徴から解説します。

使い続けてわかった特徴は、この3点です
特徴①:革の経年変化が楽しめる事

プエブロという革の特徴は経年変化が楽しめる事です。
このプロッターの手帳は、プエブロという素材を活用した手帳となります。
プエブロの使い始めは「ザラザラ」した触り心地ですが、使っていくうちに「ツルツル」した触り心地に変化します。

プエブロは丈夫な革。3年使っても全く問題ありません













細かいキズもいい感じなっています。
特徴②:プロッターは薄くて軽い!
プロッターレザーバインダーは、非常に薄くて軽いのが特徴です。
下の画像を見てもらうとわかりやすいですが、本体の厚さはこのように非常に薄いです。

分厚い手帳を使っていてプロッターへ変更を検討している人は注意です。
プロッターは薄い手帳なので容量が多くありません。だから、リフィルが入らないおそれがあります。
対策としては、手帳の中身の断捨離が必要となります。
断捨離できればその分軽くなり、思考も整理されます。さらに持ち運びが便利になるというメリットだらけ。
これを機会に整理してみませんか?!

薄い手帳だから、軽くて持ち運びたくなる手帳です
特徴③:デザインがおしゃれ!

プロッターシリーズは、シンプルでありながら非常におしゃれなデザインとなっています。
一枚の革を使用し、背表紙のゴールドのラインが高級感を出しています。

かっこいいですよね
プロッターの手帳は、特徴的な薄さとデザインなので、他の人とかぶることも少ないと思います。
店舗に行ける人は是非手にとって判断してみてください。きっと気に入ってくれると思います。
プロッターのメリット

- 210グラムと軽い
- 11mmと薄い
- 自分だけのエイジングになる
メリット①:210グラムと軽い
メリットの一つ目は、重量です。
バイブルサイズの手帳は、210グラムと非常に軽いです。
手帳の定番の、レイメイ藤井のバイブルサイズは、348グラムと1.5倍くらい重たいです。
リフィルを除いた本体だけで、この差です。

手帳にリフィルを挟むと、もっと重くなり差が大きくなります。
私が長年使用している理由は、「軽さ」です。重いより軽い方がいいよね。
メリット②:11mmと薄い
「①軽さ」と連動しますが、軽さを実現しているのが、手帳の「薄さ」です。
先程同様レイメイ藤井のバイブルサイズのリングの大きさが15mm。プロッターは、11mmとなり、4mmの差となります。
4mmは小さいと感じるかと思いますが、4mm分の手帳の紙やリフィルが挟まるので、厚さは存在してしまいます。

薄さと軽さを実現したのが、11mmです
ちなみに、今まで通常サイズの手帳(15mm)を使用していた人が、プロッター(11mm)に変更すると、薄すぎて断捨離が必要になります。
私は、断捨離した結果、今までの手帳の1/3くらいの薄さになりました。


ぜひ断捨離やってみて
メリット③:自分だけのエイジングになる
プロッター手帳の素材は、先程記載した「プエブロ」を使用しています。
この素材は、手で触ったり、様々なモノと触れることで素材が変化していきます。

使用2年目のプロッターの経年変化です。
エイジングを楽しめる革の素材なので毎日持ち歩く事で経年変化が起こります。
色に深みが増してくるので、使っていても味わい深さを感じます。
使い方によって変化が異なるので、あなただけの変化を楽しむ事ができますよ。

長年使っていくと「あなただけの経年変化」を実現することができます。
私が使用している中で感じるメリットは、この3点でした。
「薄く、軽く、経年変化」があることは、プロッターの特徴でありメリットとなります。

一方でデメリットもあるので、サクッと説明します。
- 薄すぎて収納に困る事がある
- 税込18,700円と手帳では高い
デメリット①:薄すぎて収納に困る事がある
「薄さがメリット」である一方で、逆に「薄すぎる」かもしれません。
薄いので、多くのリフィルは詰め込めないので、多くの情報は持てません。
毎日手帳にガンガン書き込む、仕事でがっつり使用する、という方には向かないので、厚さがある手帳を選択することをオススメします。

プロッター以前の手帳から、だいぶ整理しました
デメリット②:税込18,700円と手帳では高い
プロッター・プエブロ(バイブルサイズ)の価格は、18,700円(税込)と決して安くない価格になります。(※2023年8月に価格改定があり、15,400円→18,700円となりました)
もっと安くて機能的な手帳はたくさんあります。
例えば、糸井重里さんの「ほぼ日手帳」は使いやすくて、価格も控えめです。
私も仕事のTodo管理は、「ほぼ日手帳(ねこと神田)」を使っています。

だからご自身の使い方にあった手帳を選択してください。
使い方を検討した結果「薄くて軽く、デザインが良い」という条件にあった場合は、積極的に検討してください。

条件に合う人だけ、チェックしましょう!
Plotter(プロッター)のよくある質問

Plotter(プロッター)のリフィルについて!
プロッターは、他の手帳と同じように様々なリフィルがあります。
純正品と、純正でなくても他社で良いモノがあるので紹介していきたいと思います。
リフィルその①:リフィル ウィークリータイプ
私は日々のカレンダーは、ウィークリータイプのリフィルを使用しています。
このプロッターの手帳は、12ヶ月分のウィークリーを入れると分厚くなってしまうので、私は約3ヶ月分しか入れていません。



リフィルその②:本皮ペンホルダー
ペンホルダーは、その名の通り、「ペンを挟むモノ」です。
「本皮ペンホルダー」がないと、ボールペンが挟めないので、これは必須かと思われます。
私は伊東屋のロメオNo.4 とラミー2000を併用しています。ボールペンは気分によって切り替えています。


多くの方が活用している「フリクションボール3色」は、ちょうど入るサイズになります。
リフィルその③:バンドリフター
バンドリフターは、手帳が勝手に開かないようにゴムで閉じておくモノです。
このバンドリフターがないと閉じておく事ができないので、手帳が勝手に開いちゃいます。
カバンの中で、勝手に開いて、折れ曲がったりするのが嫌な人は、購入した方がいいと思います。


リフィルその④:下敷き

下敷きの用途の、説明は大丈夫ですよね。
下敷きはなくても大丈夫ですが、あると便利なのは間違いありません。

リフィルその⑤:ファスナーポケット

小物を入れるファスナーポケットもあると便利です。
私はいざという時の為に名刺2枚を入れています。

ネコもかわいいでしょ

リフィルその⑥:リフター
手帳の始めと終わりに挟む「リフター」という商品もあります。

このリフターがあると、手帳を開封しやすくなったり、リフィルの保護にもなり、手帳が長持ちします。
約500円で長持ちするなら、購入した方がいいかなと思います。
リフィルその⑦:本皮リングサポーターと印字

この本皮リングサポーターは、手帳と金具の間に入り、手帳に金具の跡が付きにくくする商品です。
このリングサポーターがないと、リングの跡が目立ってしまいます。
だから、リング跡を目立たせたくない人は買いましょう。
このサポーターがあっても、プエブロという素材の関係上、リング跡は出てきてしまいます。
そもそもリング跡が嫌、という方はプロッターの手帳自体辞めた方がいいです。

プロッターをおすすめする人、しない人
最後にこの手帳を「おすすめする人」「おすすめしない人」をまとめておきます。
プロッターをおすすめする人
- 薄い手帳を探している
- 軽い手帳を探している
- 革の経年変化を楽しみたい人
- 耐久性がある革の素材を使いたい人
- 特徴的な手帳を使いたい人
3つ以上該当した人は、ぜひ検討することを推奨します。
なぜならば、プロッターの手帳を利用する事で幸福度が上がるからです。

一緒にプロッターを楽しみましょう

プロッターをおすすめしない人
- スケジュール管理以外で、たくさん書き込みをする人
- todoリストや、書き込みが多い人
- 手帳に1万円以上出せない人
おすすめしない人(他の手帳を選んだ人がいい人)は、この3つに該当する人です。
毎日多くの書き込みをする人は、別の手帳を選択した方が幸せになれると思います。
また、プロッターの手帳は比較的高く1万円は超えます。

購入を検討している人は、店頭で確認してからでもいいかと思います。
プロッターレザーバインダーのまとめ

この記事では、薄くて軽い手帳のプロッターについてまとめてきました。
先程の「おすすめする人」でも書いた通り、条件が合う人には満足度が高い手帳になると思います。
また、プロッターは高額なので、しっかり検討しつつも勢いで購入するのがおすすめです。
とはいえ、1万円を超えるので、手帳の習慣がない人は、ほぼ日手帳のような気軽にスタートできる手帳から習慣づけるのもいいかと思います。

少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも手帳や手帳の活用法の記事を書いているので、よければ読んでいってください。
では、よい手帳ライフを!



