KAMINOGE101 見どころ
前回節目の100号を迎え、今回から新しい出発となるKAMINGE。
表紙のフォントや色使いなど細かな修正がありました。
しかし、中身は以前と変わらず、プロレスと格闘技に関する濃い情報満載となっております。
そして今回の表紙は、新日本プロレス所属の棚橋(@tanahashi1_100)選手。
言わずもがなの新日本プロレスのエースです。
新日本プロレスだけでなく、プロレス界を立て直した立役者です。
テレビなどのメディアにも出演されているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
そういえばKAMINOGEで棚橋選手のインタビューをみた記憶がほとんどなかったなと思います。
新日本プロレスのエースとして、このコロナで元気がない日本に明るさを与えてくれるでしょう。
また他にも注目の対談があります。
鈴木みのる選手(@suzuki_D_minoru)と小橋建太さん(@FortuneKK_0327)の対談!
まさかであり夢の組み合わせ。
どんなつながりがあるのかと思えばデビューの年が同じ同期でした。
当時は新日本プロレスと全日本プロレスは対立状態でしたので、
本を読んでお互いを知っていて、それぞれ刺激を受けていたのには驚きでした。
他にも「長州力」、「青木真也」、「立野記代」のインタビューがあります。
個人的には短期間ではあるが現WWEでトップを取った立野さんのインタビューが興味深かったです。
今回の私のブログでは、「棚橋選手」、「小橋健太さん」「鈴木みのる選手」の記事を中心に感想を書きました。
私が気になった点とその貴重な言葉をどうやって活かせるか、なんて考えてみました。
皆さんの気付きの参考に少しでもなってくれれば幸いです。
インタビュー エース棚橋弘至選手



冒頭でも説明しましたが、新日本プロレスのエース、100年に一人の逸材と言われる棚橋弘至選手のインタビューです。
プロレス暗黒時代から復活となったのは、この棚橋弘至選手の功績が絶大です。
2020年5月はコロナで暗い世の中となっていますが、今こそ明るいエースの話で盛り上がっていきたいですね。
公式HP 新日本プロレス棚橋弘至
生まれてから一度も疲れたことがない
この「生まれてから一度も疲れたことがない」というのは、棚橋選手の名言です。
オカダカズチカ選手とのIWGP戦でよくやりとりされていました。
当たり前ですが、疲れないわけがありません。(棚橋選手なら本当に疲れていないかもしれませんが)
ではなぜこのような発言となっているか?
それは、「本当の疲れを知っているから」です。
団体のチャンピオンとして、まだエースとしてプロレスを広めるために、試合と練習以外にPR活動で試合会場のラジオ番組やイベントなどを行っていました。
また夜にはスポンサーなどとの付き合いもあって睡眠時間は3~4時間だったそうです。
肉体労働のプロレスでこの睡眠時間はすごいですね。
そんな棚橋選手なので、疲労はあったと思いますが、
「まだまだ本当の疲れはこんなものではない」
「疲れを見せずに、プロレスラーはすごい」ということをアピールしていたと思います。
本当の疲れを知っているからこそ発言できる名言ですね。
※「疲れたことがない」の誕生秘話
タニマチとの付き合いでキャバクラへ行き、そこで棚橋選手が「疲れてない」と言ったところ、「すご~い」となり、これは行けるとなったそうです。
この経験があったので、ファンにも受けると確信があった棚橋選手は、東京ドームという大舞台で発言したそうです。
選手がPRで現地まで出向いていったのは棚橋選手が初めて!
プロレスを広めたい。営業の気持ちに応えたい。
このような気持ちがあり、棚橋選手は現地プロモーションを行いました。
それまでは、(選手ではない)営業の方が営業していただけでした。
それをプロレスを広めたいという想いと、営業の方のアイデアを活かしたいという想いから実行されました。
この手法は今では当たり前の手法となっています。
新日本プロレスのエースがこのような活動をしていたら、他団体の選手はやらざるを得ないでしょうし、やることで集客につながるでしょう!
正統派なのにブーイング
棚橋選手はチャンピオンでありながら、ブーイングを浴びていたという珍しい存在です。
2000年代のプロレスはリング上で闘いで魅せるだけでいいという風潮がありました。
そんな中チャラいキャラを売り出していた棚橋選手に対しては風当たりが強い状況が続いていました。
そんな中でも自分の信念を貫き通した結果、ブーイングが歓声に変わりました。
これに関して棚橋選手は「信念が勝った」と言っています。
信念を貫き通す為に、「俺がやっている事は間違っていない」という強い気持ちで行動していたそうです。
結果がわからないなかで、信念を貫き通す強さというのは見習いたいと思います。
3年後理論
3年後理論・・・今やっている事の成果が出るのは3年後。
だから今絶好調の人は3年前に頑張った人。
逆に今不調な人は3年前にサボった人。
これは結構深い話で、一般的には1年前とか半年とか言われますが、棚橋選手は3年というスパンで考えています。
この3年という期間をビジネスマンで置き換えてみます。
■1年間
1日8時間×週5日×50週間=2000時間
■3年間
2000時間×3年間=6000時間
1万時間の法則はご存知ですか?
1万時間の法則・・あることに1万時間を投下すると、その道の達人になれる(by藤原和博)
1万時間を費やすと達人になれます。
棚橋選手の3年間は6000時間となるので、達人の6割の域に達します。
つまりこれだけ努力を行えば、結果として現れることを表していますね。
棚橋の代わりはまだいない
■エースの条件
明るくバカっぽく、全体を俯瞰してみることができる。
エースの条件をこのように言っていました。
一般的には、オカダカズチカ選手か内藤選手あたりを想定しているかと思われます。
この二人も十分強くて、特にオカダカズチカ選手はチャンピオンとして団体を引っ張っていますが、まだまだファンの意識は棚橋選手です。
ここの意識を変えられないとエース就任は難しいかと思われるので、まだエースの座は明け渡さそうですね。
これは生涯エースです。
中学まで赤面症。
これは意外でした。
勝手に棚橋選手は人前に出るのが得意で、目立ちたがり屋なのかと思っていたからです。
中学時代までは赤面症で人と話をするのも苦手だったらしいですが、努力で改善。
努力で改善できるんですね。
そんな私は高校時代は女子と会話はしたことありませんでした。中学時代はできていたのに、なんででしょう?
私の場合は大学時代にJAZZサークルへ入ってそこでなんとなく話ができてから、回復していきました。
だから、これを読んでいる赤面症の方や、異性と話ができない人も第一歩を踏み出すのが大事だと思います。
棚橋選手は赤面症だったのが、今やテレビや会場でアピールできているんですからね。
「受け身」を取る事で強くなる
受け身を取る事でダメージに耐えられる身体になる。
プロレスラーは相手の技を受けて、それを耐えて試合に勝つというのがあります。
だから受け身を取るのは非常に重要になります。
そして受け身を取ることで、ダメージに耐えられる身体になります。
2020年5月はコロナ騒動で世界中が混乱しています。
そんな状態だからこそ、コロナに対しても受け身をとって強くなろう。
と棚橋選手は言っています。
外出自粛やテレワークなど普段とは異なる生活で疲れるかもしれませんが、それでも受け身をとって幅を広げて強くなろうということだと思います。
耐えた先には、また会場でプロレスを見れることを楽しみにみんなで頑張りましょう!
インタビュー 鈴木みのる選手×小橋建太さん


鈴木みのる選手と小橋さんという、意外な組み合わせが興味深かったです。
実はこの二人1988年デビューの同期です。実際は小橋が2ヶ月早くデビューしています。
そんな二人の異色対談で興味深かったのはこちらです。
エリートでないから努力してきた。
鈴木みのる選手・・・「イチバン」になった事がないのが原動力。また自分より評価されている人は気に食わない。
小橋さん・・・エリートではないからがんばった。
入団時はエリートではなかった二人。
鈴木選手は一つ上にエリートの船木選手がいて、小橋選手には各界出身の田上選手がいました。
だから負けないように努力をし続けたということです。
負けず嫌いというのもあるんでしょうが、努力し続けられるのがすごいです。
私も全くエリートではありませんが、会社に入った段階ではここまでの熱い気持ちはありませんでした。
今でこそブログでは負けたくないと思い努力していますが、
10代とか20代で努力ができたのはさすがです。
今40代ですが、見習い努力したいと思います。
2005年GHCヘビー級タイトルマッチ 小橋vsみのる

特徴的だったのが、試合開始後の構え。
小橋選手が真ん中で構え、鈴木選手がスキを伺うために周囲を回るという光景。
まさに馬場さんと猪木さんの考え方が現れています。
この試合を一番楽しみにしていたのは高山善廣選手。(@Takayamado)
鈴木みのる選手ががノア参戦したのは、既にフリーで参戦していた高山選手が三沢さんにOKをもらったからとのことです。
高山善廣オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/takayama-do/
獣神サンダーライガー引退試合
2019年10月に鈴木みのるvs獣神サンダーライガー選手の対戦がありました。
この試合では、鈴木選手がライガー選手をボコボコにし圧勝しました。
一方で試合後に鈴木選手がライガー選手に対し座礼をしたのはとても印象深く残っています。
小橋選手はこの試合に監視、「容赦なくいくのはいい事」とコメントしています。
引退が決まっているからといって、遠慮されるのはレスラーとしては不本意との事です。
既に引退をした小橋選手の言葉なので、重みがありますね。
※煽りVTRはこちらです。
プロレスは今すぐ必要ではないが、力を与えるエンターテイメント。
今回の対談は、世の中に「力を与えたいという想い」から実現したそうです。
コロナで暗いニュースが続く中で、二人は対談を通してファンに力を与えたいとの事でした。
また、プロレスは今すぐ必要ではないが、力を与えられる存在とも言っています。
プロ野球などプロスポーツが延期されている中でプロレスも同様に自粛しているところがほとんどです。
鈴木選手が主戦場としている新日本プロレスは無観客試合も行わず自粛が続いています。
ライフラインではなく、エンターテインメントなので今すぐ必要な事ではありませんが、ファンに取っては必要な存在です。
だから試合がなくても二人の対談で明るい話題を与えたいという想いかと思います。
私のようなプロレスファンは確かに力をもらいましたし、頑張る気持ちにもなりました。
このように誰かに発信できるような、存在になりたいものです。
※プロレスリング・ノアを見るならアベマ自分に活かす3つのポイント
本当は3つでは収まらないのですが、最優先事項として3つ掲げました
- 3年後を見据えた努力
- 全体を俯瞰できるエース的存在へ
- 本業のお客様やブログを読んでくれる方を楽しませたい
本業の代理店営業として、また副業のブロガーとしての意見です。
まず3年後を見据えて、どうなりたいかの目標を設定し、その目標に向けて努力します。
3年後どうなっているかが楽しみです。
また、エース的な存在というのは、営業として会社で重要なポジションにも付きたいですし、ブロガーとしても収入をある一定認められる存在となっていたいと思います。
エース的存在になるために、本業であれば求人広告の代理店営業なので、お客様に採用という意味で貢献したいと思いますし、このブログであれば読んでくれた皆さんに少しでも遊泳機な情報提供を行っていきたいと思います。
そのためには、日々努力が必要だと思うのでがんばります。
最後は私の「がんばります宣言」となってしまいましたが、KAMINOGE101号はとても読みやすく、刺激になる一冊となっていますので、ぜひ購読してみてください。
※私が2020年に読んだ書籍一覧はこちらです。是非見てください!
https://l-spiral.com/book_movies202001/
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