
【ボールペン・万年筆】ビジネスシーンの「おすすめ」厳選10本(2023年版)

文房具好きブロガーの私が、実際に購入して使い続けた中から、厳選した10本を紹介します。
この記事では、「ビジネスシーンで活躍する」10本のボールペン、万年筆を紹介する記事です。
今回紹介するペンの多くは2,000円以上のペンとなりますが、「ちょっと高くても、オシャレで実用的なペン」を中心に選んでいます。
社会人3年以上であれば、1本くらい「良いペン」を持っていたいですよね。
そんな「良いペン」選びの参考になれば嬉しいです。
では、早速厳選したボールペン・万年筆を紹介していきたいと思います。
おすすめ「ボールペン・万年筆」10選
この記事で紹介するボールペン&万年筆は、この10本です。
上から順番に読んでも、気になるペンから、読んでもどちらでもOKです。
- Lamy2000 4色ボールペン(ラミー)
- Romeo.No4(伊東屋)
- PARKER アーバン(パーカー)
- PARKER ジョッター(パーカー)
- Kaweco スペシャルボールペン(カヴェコ)
- ジェットストリームエッジ3(三菱鉛筆)
- ロットリング3in1(ロットリング)
- TWSBIダイヤモンド(ツイスビー)
- TWSBIエコ(ツイスビー)
- Apple Pencil2(アップル)
おすすめ①:Lamy2000 4色ボールペン(ラミー)

Lamy2000は、「西暦2000年になっても色褪せないデザイン」というコンセプトで1966年に発売されたボールペンです。
ドイツのラミー社から発売となり、50年以上デザインが変わらない超ロングセラーのボールペンです。
見た目は、無駄なものを削ぎ落としたミニマルなデザイン。今見ても、斬新さを感じられます。

私の「Lamy2000」は、2本目。1本目は5年以上使いましたが、ある日突然「折れてしまいました」。
とはいえ、非常に活躍してもらい満足しています。

少し高めのボールペン入門編として、超おすすめ。
使いやすく、デザインよく、定番だからね。
→Lamy2000の詳細はこちらから!


おすすめ②:ROMEO.No.4(伊東屋)

明治37年に創業した銀座が本店の「伊東屋」。この伊東屋が発売している歴史あるボールペンがRomeo(ロメオ)です。
Romeo(ロメオ)は、明治に誕生した歴史あるブランドのシリーズ。
この歴史あるブランドの4作目がボールペンで、3色ボールペン+シャーペンの「Roneo.no4」です。
Romeo.no4は、シャーペン内蔵の3色ボールペンだから、学校、試験、オフィスなど、様々なシーンで活躍できる万能なボールペンとなります。


デザインは、ブラックを基調とした落ち着いた配色。持ち手部分のクロコ革は、使うほど手に馴染んでいきます。

ブランド力があって、利用シーンを選ばないボールペンだから、ギフトとしても人気があります。
伊東屋を知らない人でも、調べてもらえれば納得してもらえますよ。
→Romeo No.4の詳細はこちら


おすすめ③:PARKER アーバン(パーカー)

おすすめ3・4本目は、マッカーサーが使用していた事で知られるPARKER(パーカー)から紹介します。
まずアーバンという太軸のボールペンから、紹介します。
パーカーの歴史
ざっくりパーカーの歴史を紹介します。歴史あるブランドだから、知っておくとブランド理解が深まります。
創業者が25歳の時、自身初となるペンの特許を申請したのがブランドの始まり。
「ラッキーカーブ」は、当時としては先駆的なインク供給システム。
この頃「スネークペン」「トレンチペン」を開発
色鮮やかなオレンジ色のカラーと25年保証により「ビッグレッド」という別名で瞬く間にその名が世界に知れ渡ることとなる
これ以降「バキューマティック」や、アカデミー・アワード・フォー・ベスト・デザインを受賞した「パーカー51」などの名品を輩出。
1945年、第二次世界大戦が終結し、ドイツの降伏文書の調印の際にドワイト・D・アイゼンハワー元帥が「パーカー51」を使用。

ダグラス・マッカーサー元帥も、日本の降伏文書の調印に、「デュオフォールド」を使用。
英国王室御用達の筆記具ブランドとして認定。
※ロイヤルワラントとは、英国王室に品質を認められたブランドのみに与えられる称号「ロイヤルワラント(英国王室御用達)」。

現在はデュオフォールド、ソネット、プリミエ、ジョッターなどのコレクションを展開している。

英国のロイヤリティブランドとして、伝統と実績があるブランドがパーカーです。
アーバンについて
というわけで、ここからアーバンを紹介したいと思います。

「パーカー・アーバン ボールペン」は、現代都市からインスピレーションを得て作られたスタイリッシュなデザインが特徴です。
ボディは太軸だから、女性だと太いと感じる場合があると思いますが、男性ならちょうどいい太さと重さのボールペンです。
ただ人間工学に基づいたデザインで、持っていても苦に感じず楽に書くことが可能です。

伝統があるパーカーのボールペンとしては、お求めやすい価格となります。
パーカーアーバンの詳細は、こちらから!


おすすめ④:PARKER ジョッター(パーカー)

4本目は、3本目同様にPARKER(パーカー)から紹介します。
おすすめするのは、JOTTER(ジョッター)というブランドのボールペン。
ジョッターの歴史
ジョッターは1954年に発売、歴史が深いので紹介しておきます。
パーカーとして初となるボールペン「ジョッター」が誕生。発売初年度に350万本の売上を記録
かみそりの刃をつくる半分以下のステンレススチールの分量を使ったペン先パーツ(ボールを支えるソケット)でボールペンリフィールの性能を劇的に改善
ニューヨーク万国博覧会がニューヨーク市クイーンズ区ブラッシング メドウズパークで開催された。「パーカー」は出展社のうちの1社であり、かつ公式な万国博覧会のペンの作成を任された。
不動の人気を手にしていたジョッターに一つの勲章が!
シリーズの中でもトップクラスの人気を誇る「ゴールデンアイ」で起用。ノック3回で4秒後に起爆、もう3回ノックすると解除されるという仕掛けでした。
矢羽クリップのデザインやボディの素材を変更。よりスタイリッシュで高級感ある仕様となっています。
華やかなプレミアムラインとカラフルなコアラインが展開。
1954年の発売以来、世界中で購入され愛用者も数え切れないほど!
ジョッターの紹介

デメリットが見当たらないくらい総合力に優れたボールペン。
2,000円程度で購入できるので、「少し高級なボールペンが欲しい」という方には最適なボールペンです。

135カ国、7億5000万本の販売実績

さらに「日本の皇室御用達」にあたる「英国王室お墨付きのロイヤリティブランド」に該当するパーカーなので、品質・実績も十分。
詳細記事も書いたので、ご覧ください。


おすすめ⑤:Kawecoスペシャル(カヴェコ)

Kaweco(カヴェコ)の歴史
簡単にスペシャルレッドのブランドであるkawecoについて紹介しますね。
Kawecoは、ハインリッヒ・コッホ(Koch)と、ルドルフ・ウェバー(Weber)により、1883年にドイツのハイデルベルグで創業され、二人の名前からKawecoと名付けられました。
1972年のミュンヘン・オリンピック開催の際に公式ペンとしても認定されました。
しかし、1976年にKawecoは一旦その幕を閉じましたが、1995年にドイツ・ニュールンベルグのグットバレット社により復刻され、今に至っています。
Kaweco コレクション スペシャルレッド

「見た目デザイン」「書きやすさ」「持つ喜び」が、すべて高いレベルを維持しているのが、Kaweco。


購入したのは2021年限定カラーの「スペシャルレッド」。
「見た目デザイン」「書きやすさ」「持つ喜び」が、すべて高いレベルを維持しているのが、Kaweco。
ただ通常版のモデルも発売されているので、気になった方はこの通常版の購入をおすすめします。


おすすめ⑥:ジェットストリームエッジ3(三菱鉛筆)

細いペン先のボールペンこれ一択!
書き心地が滑らかで人気があるジェットストリームから、0.28mmの芯が登場。
さらに0.28mmでは唯一の3色ボールペンとなります。
細かい字を書かなくてはいけない場合や、「記載スペースが小さい書類」など、細い字で書きたい時に重宝するボールペンです。

細いペン先だから、書き心地が心配・・・。
書き心地を心配する人も多いかと思いますが、安心してください。
このボールペンのインクは、書き心地が評判の「ジェットストリート」。

だから、今までのジェットストリーム同様に、サラサラで快適な書き心地が実現されています。

何度も書いていますが、0.28mmと非常に細いペン先です。
この細さでは唯一の3色ボールペンなので、「細く色分けした人」には最適なボールペンとなります。

手帳との相性は抜群
ジェットストリームエッジ3の詳細記事は、こちら


おすすめ⑦:Rotring600 3in1(ロットリング)

ドイツのハンブルガーに本社をおく文具メーカーが「ロットリング」です。
1928年創業なので、もうすぐ100年を迎える歴史があるメーカーです。
ロットリングのペンは、製図のプロに選ばれる「操作性・精密製」を誇っています。

日本でも人気があるブランドです
今回おすすめする「ロットリング600 3in1」は、デザインと実用性に優れています。

先程も書いたように、ロットリングは製図のプロに選ばれている実績があるように「書きやすさ」には定評があります。
また、ロットリングは、「3色ボールペン+シャーペン」の組み合わせなので、学校・仕事など使う場所を選びません。

ボディは真鍮で頑丈だから、長く使う事ができる事を考えても実用性が高いペンになります。

ネイビーのボディにレッドの刻印が渋すぎます

おすすめ⑧:TWSBI ダイヤモンド(ツイスビー)
おすすめ8・9本目は万年筆を紹介します。
どちらも台湾のTWSBI(ツイスビー)というメーカーのペンを紹介します。

TWSBI(ツイスビー)は、台湾で有名文房具メーカーの※OEMを40年以上行っているメーカーなので、文房具に関するノウハウをたくさん持っているブランドです。
※OEM・・・商品の製造のみを委託する生産方式。
ユニクロで例えると「ユニクロ製品を販売するのはユニクロ」です。しかし、製造は東南アジアのメーカーとなります。
この文房具バージョンがTWSBI(ツイスビー)と考えるとわかりやすいかと思います。
TWSBIが手掛けているのは、名だたるメーカーの製品。その製品を作っているから技術力が高いという事です。
そのツイスビーが、発売している万年筆がダイヤモンドシリーズ。

ダイヤモンドシリーズのコンセプトは、「インクの色と、本体の色を楽しむ」だから、基本的にボディは、クリアケースとなっています。

技術力が高いメーカーだから、細かい部分の造りもしっかりしていて、非常にサラサラ書くことができ、快適な万年筆となります。
またTWSBIの万年筆のボディはクリアになっています。これはインクの色が楽しめるようにデザインされています。

初めての万年筆として、価格も書き心地もおすすめできるブランドであり、万年筆です。

1万円でこのクオリティは驚愕です。本当に満足しています!
TWSBIダイヤモンドの詳細はこちら。


おすすめ⑨:TWSBIエコ(ツイスビー)

続いてもTWSBI(ツイスビー)の万年筆です。
このLAMYサファリは、一度は目にした事があるのではないでしょうか?世界中で愛用者がいる、万年筆の定番のブランドです。
今回紹介するエコシリーズは、「入門編」にあたるシリーズとなります。

このエコシリーズもボディはインクが楽しめる「クリア」になっています。
このエコシリーズも書き心地は、しっかりしていてサラサラ書くことができる印象です。
一般的な万年筆同様に、ペン先の細さは選択できるので、好みの太さのペン先を選んでくださいね。

私が購入したのは、「カラシソエルさん」デザインの限定モデルです
デザインが秀逸なので、万年筆を使う楽しみがあります。
↓カラシソエルは限定モデルなので、通常モデルを購入したい人は、こちらです。
おすすめ⑩:Apple Pencil2(アップル)

10本目何にしようか迷いましたが、ipadで使う「Apple Pencil2」を紹介します。
もはや説明不要かと思いますが、「Apple pencil2」はアップルが発売している「字・絵を書く」など、手書きを実現するペンとなります。
先にデメリットから書くと、Apple Pencilは使う人を選びます。
動画やネット記事を閲覧するだけの人には、不要のペンになるので購入は不要です。

逆に勉強やイラストで使用する人には、最高に便利なペンになるでしょう。
iPad本体に磁力で接続でき、くっついた状態であればペアリングも完了しているので、使いたいときにすぐに使う事ができ、非常に便利です。
特にクリエイター、デザイナーの方は、重宝するペンになるでしょう。

紙だと書いたら終わりだけど、タブレットなら記録が残るから、便利ですよ
おすすめボールペン・万年筆のまとめ
【ボールペン・万年筆】ビジネスシーンの「おすすめ」厳選10本(2022年版)、について書いてきました。
・日常生活やビジネスで使いやすいペン
・ちょっと贅沢なペン
・安くても機能的なペン
を中心に、紹介しているので、安くてなんでもいい人には向かないかもしれません。
ただ、多少お金をだしても「機能的」「デザインよく」「ブランド力がある」ペンが欲しい人には、きっとお気に入りの1本が見つかると思います。

メーカーやペンの歴史・ストーリーを知ると、より楽しくなりますよ
といわけで、最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。
文房具の記事はたくさん書いているので、ぜひ他にもチャックしていってください。
ではまた、ライトニングスパイラルでした。



