【感想】「読みたいことを書けばいい」田中泰延。ライティングの心構えのバイブル。
ブログを立ち上げてから、ライティングに関する本を複数読んでいます。
ブロガーおすすめのライティングの本も数冊購入したり、ブログでも書き方について、書かれているのを読んだりしていて、面白い一冊を見つけました。
さてその一冊とは。
この本は所謂ノウハウ本ではなく、書くことの楽しさ、大変さを書かれた本です。
作者は電通で24年間コピーライターをされていた方。過去に作者が書いた記事のQRコードがあり、読み込むとスマホで読めるのも新鮮でした。
内容は、
・なにを書くのか
・だれに書くのか
・どう書くのか
・なぜ書くのか
・いつ書くのか。
・どこで書くのか。
が書かれています。
序盤で書かれていた面白かったのを一つだけ紹介します。
ターゲットは想定しなくていいの?
ライティングの本の多くで「ターゲットを明確にして書きましょう」と書かれています。
しかし、この本では、「ターゲットは想定しなくていい」となっています。
なぜでしょう?
ターゲットに向けた文章が書ければ書いているよ。と。
例えは!?
「20代女性に響く書き方」
→20代女性にモテていればこんなブログ書いてないでしょ!
ある特定のヒトに向けて書いて
→それならその個人にLINEしてください。
と、書かれていました。新鮮だったし「なるほど」と思いました。
この作者はさっきも書いた通り電通で24年間コピーライターをして、得た答えです。
ちょっと信頼しちゃいました。
読み手も想定しなくていい。
また、田中さんは最後にこうもまとめていました。
読み手は想定しなくていい。
その文書を最初に読むのは、間違いなく自分だ。
自分で読んでおもしろくなければ、書くこと自体が無駄になる。と。
先程は新鮮と書きましたが、衝撃でもありました。
なぜならこのブログを作成し誰に向けて何を書いていいか手探り状態だからです。
本来テーマを決めてそれに向けて進むのがベストですが、今はいろんなものを書きたいし発信していきたいと思っています。
このブログは、「ターゲットは不明確。何を書けばいいかわからない」こんな状態でいいのかなとか思っていました。
私は、この本に勇気づけられたので、しばらく書きたい事を書きたいと思います。
おすすめする人
ブログで何を書いたらいいかわからないヒトや、そもそもまだスタートしていなくてどうしようか迷っているヒト、SNSでフォロワーが増えなくて悩んでいるヒト、など「文字を書く」事に自信がないヒトにはおすすめすべき一冊となるでしょう。
一緒にもがき苦しみ世界に発信していきましょう。ではでは。
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